『不遣の雨』主人公ズ対談
 メリー・クリスマス 〜聖夜? そんな事より年越しだろJK!〜


晴「うわすげぇ。珍しく、クリスマスにクリスマス物の更新が」
将「……これ、クリスマス物って云えるの?
乱「くすります対談ってなってますからー」
ル「クリスマスな、クリスマス」
晴「十二月二十五日に行うキリストの降誕祭の事だな。本場では粛々とした宗教行事だが、お祭り大
好き宗教への寛容さ無限大の日本人からすれば騒げるチャンスと云う年末一大イベントだ。子供も
大人も大いに盛り上がり、恋人たちも別の意味で盛り上がるから聖夜ならぬ性夜などと揶揄され
る事もあるが、
まぁお前さんはごちそうとケーキが食えてプレゼントも貰えるお得な日と思っておけば
間違いないな」
将「突っ込みたいけどまぁ概ねいいんじゃないかな」
ル「Σいいのかよ! オレ「性夜」の部分に突っ込み入れたいんだけど!」
晴「性夜に突っ込むとかエロ……。お前よせよ、子供の前で……」
ル「え、何その流れ。オレが悪いの? オレが悪いのか?!」
乱「せいやならぬせいやってなぁに?」
晴「ほらぁ、純真無垢な目で聞いて来ちゃった……
将「ルークさんったら……
ル「Σ何この空気! いじめカッコ悪い!


晴「まぁ最年少弄りはこの辺でやめておいて」
ル「前回のネタ引っ張るなよ!」(※前回(四月馬鹿篇)にて最年少で有る事が証明された)
晴「実は、皆に紹介したい御方がいるんだ……」
将「紹介したい……”御方”……?」
乱「えらい人なの?」
晴「うーん。ある意味なぁ」
ル「何だよ。はっきりしねぇな」
晴「いや、俺設定だからどうかなぁと」
将「俺設定じゃなかったら?」
晴「極普通とは云い難い学生さんです」
ル「Σ云い難いのかよ
晴「まぁお連れした方が早いな。……すみません、出番です」
?「はーい。うぅ、寒かったぁ……」
晴「申し訳ありません。お待たせ致しまして……」
ル(Σ晴佳が丁寧な対応してる?!)
乱「あれ、この人って……」

帝「はい! 『デュラララ!!』の竜ヶ峰帝人です! 宜しくお願いします!」

ル「帰れ!」
帝「Σえ?!」
将「Σえぇ?!」
乱「Σえー?!」
ル「此れ以上キャラ増やしてたまるかー! オレの出番がまた減ったらどうしてくれる?!」
晴「安心しろ。お前は永遠のネタキャラだからいつまでも出番ある」
ル「……あのー、晴佳さん? 何で人の頭掴んでいたたたたたたいあいたたたたた頭蓋骨割れる!
晴「帝人さんはうち(鳴瀧家)の主筋に当たる方なので失礼がないように」
将「あ、それが俺設定?」
晴「うんそう。私が出演するデュラ小説でそう云う設定になる」
乱「またはるか出張だー」
晴「看板女王様(by尋さん)ですから」
帝「その時はお世話になります。……って、あの、その」
晴「はい、何でしょうか?」
帝「そ、その方……だ、大丈夫ですか……? あの、白眼剥いて……?
晴「大丈夫です。此処はギャグ世界なので死にません!」
将「そろそろルークさん好きの方から本気で苦情来るだろうからやめようか晴佳姉さん」


(竜ヶ峰帝人:りゅうがみねみかどと読む。デュラララにおける作者公認の”表”主人公。非日常ラ
ブ! 危ない目にあっても愉しいならいいや! な部分があってちょっと危うい)


ル「ひ、酷い目にあった……」
乱「ルークさんだいじょうぶー?」
ル「此処がギャグ仕様で良かった!」
将「それで済ませていいものなのかな……」
ル「て云うか、晴佳このヤロウ! 相棒の頭蓋に本気のアイアンクロウかましやがって! お前なん
かクリスマスケーキに顔埋(うず)めて窒息しろ!

晴「あらやだこの子怖い」
乱「白眼剥くまで頭ギリギリされたらそれくらい云われるとおもうよー」
帝「……」
将「Σあ! 僕らのテンションに帝人さんが引いてる?!」
ル「しょっぱなから殺人未遂は刺激が強すぎたか?!」
晴「いやー……多分……」
帝「す」
乱「酢?」

帝「凄い非日常キターッッ!

ル「Σえぇー?!
帝「目の前で一般の方の殺人未遂とか僕初めて見ました!」
将「な、なんだか微妙な云い回し……」
乱「いっぱんじゃない殺人みすいは見てるのかなぁ?」
晴「あー……沢山見てるだろうなぁ……」
ル「いやいやいやいやいや! 反応おかしくね?! 初参加なら此処は怯えるとかドン引き する場面
じゃねぇの?!」
晴「やれやれ……馬鹿だなぁルークは……」
ル「Σひ、人を心底馬鹿にした目で見るな!」
晴「考えても見ろよ。帝人さんは――……俺の主人だぜ……?
将「何か凄い説得力
ル「納得しちまう自分が厭だ!
乱「つまりどう云うことー?」
晴「非日常大好き超常現象大好き等身大好奇心の塊りってこった」
乱「へー」
将(それってトラブルメイカーの要素てんこ盛り状態じゃ……?
帝「そう云えば! ルークさんって綺麗な赤い髪ですね!」
ル「Σうお?! え、あ、有難う……?」
晴「そりゃ地毛だから綺麗でしょうね」
帝「Σ地毛なんですか?! でも日本語通じてるし……一体どこの国の方なんです?」
乱「ルークさんは別の世界の人ですよー」
帝「え……」
将「あ」
晴「あ」
乱「ちなみにわたしも室町の人間ですー」

帝「何ですかそれどういう事ですかkwskッッ!

ル「Σギャー?! やっぱり食いついてキター?!」
乱「Σわー?!
帝「僕ナイフが5mmしか刺さらない自動喧嘩人形さん首無しライダーな妖精さんは知ってる
んですけど異世界人とタイムスリッパーには初めて会いましたー!」
ル「何だかよくわからんけどそんな連中と同列に並べんなァアアアアアアッ!


(自動喧嘩人形:平和島静雄その人。暴力嫌いを公言しているが、名前に反発したかの如くキレや
すい暴れん坊。一世代で進化を遂げた人間とは彼の友人談)
(首無しライダー:セルティ・ストゥルルソンと云う名の首無し妖精デュラハン。人間よりよほど常識的
で人間味に溢れた愛すべき真・主人公。ゲームが好き。宇宙人が怖い


将「ちょ、ちょっと晴佳姉さん、あれ放っておいていいの?!」
晴「ふふ、帝人さんったらあんなにはしゃいで……★
将「人格交代してるよ晴佳姉さん!
晴「まぁクリスマスだし多少ハメを外してもいいんじゃないか?」
将「あ、そう云えばこれクリスマス対談だったっけ。……どこにクリスマス要素があるか謎だけどね!」
晴「まぁ季節物にかこつけただけの対談物だと思えばいんじゃね?
将「そんな身も蓋もない」
晴「私に情味や含蓄を求めるな! 情事と蘊蓄はいいがな!
将「前者待って! それ未成年に云う言葉じゃないから待って!」
晴「まぁそんな訳で皆さんメリークリスマス☆ ケーキとごちそう喰って体脂肪増やして下さいね☆」
将「云うに事欠いて何て事云うんだアアアアアアアアアッ!
晴「うるせぇリア充爆発しろおおおおおおおおおおッッ!



 オチないまま了


 皆さんメリークリスマス☆


 2010/12/25