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十年の独奏歌
(小平太×金吾、卒業後)
元ネタ「
千年の独奏歌
」
ひとり旅路を行く 乾いた砂利道踏みしめて
思い巡らせる 空の彼方に
風に舞い踊る花 力強いあなたの背中
強い記憶のかけら 瞼に残る貴方の姿
誰も知らない 恋の結末
この身が朽ちて 骨になろうとも
色あせない想いを 詠い続けよう
あなたの 残した愛を
この身体は全て 家の物でしかないけど
この心はすべて 貴方に捧げていよう
沈む夕陽に向かう 思い出の刀を片手に
揺れるススキを見やる 秋風
擦り切れた心は 光を鈍く睨み返して
口ずさむ言葉は 風に乗って空の向こうまで
小さく軋む 貴方の姿
滲んでゆく 幼い頃の記憶
獣の瞳に 映るこの空は
どんな 色なのだろう
この月の下で もう逢瀬など出来ないけど
この空に向かって 祈り続けていよう
あなたと出会った 学園の庭も
今は遠くに 霞んで消えた
この身体は全て 家の物でしかないけど
この心はすべて 貴方に捧げていよう
この月の下で もう逢瀬など出来ないけど
この空に向かって 祈り続けていよう