*基本設定(ED後)


・EDで帰ってきたのは、「ルークの体と記憶を持ったアッシュ」。
・ルーク帰還はEDから七年後。(身も心も十七歳)
・ルーク+マルクト勢(ガイ、ジェイド、サフィール、ピオニー)中心。
・基本CP ガイ×ルーク ルーク愛され攻 ジェイド面倒みられ受 ピオニー→フリングス
・力関係 サフィール>>>ガイ>>ピオニー>>(越えられない壁)>>ジェイド ルークは別枠

アッシュが不憫。微妙に可哀想。


 ルーク・フォン・ファブレ→ルーク・フォン・ガルディオス
 基本ゲーム通り。長髪時は我が侭で傲岸不遜、でも根は良い子。短髪時は卑屈でネガティブ、で
も根が良い子。
 食い潰されるだけで一度人生を終えたせいなのか、幼児返りして帰還する。帰還時は長髪で、顔
付きは短髪。長い髪はガイの癒し。よく女っぽい髪型にされては怒ってる。
 ガイと家族になりたいを理由に、ガルディオス家へ養子入りした。ファブレ一家から「帰っておいで!」
コールを受けているがその気は皆無。マルクトに骨を埋める気満々。
 ガイの補佐官見習いをしつつ、ブウサギの世話係を務めている。皇帝直轄の人材なためかなりの
高給取りだが、ほぼ買い食いに費やされている。
 ジェイドが駄目人間になってしまったので、一日一度は顔を見せに行く。すっかり親馬鹿になった
ジェイドに最初は引いていたが(変貌し過ぎだろ! と)、一週間経たないうちに慣れた。たまに
みそ飛んじゃう
ジェイドの相手も御手の物。「いっそうちに住めばいいのに」と思ってる。
 アクゼリュスの事は忘れていないが、囚われてもいない。世界を救って開き直った。

 ガイラルディア・ガラン・ガルディオス
 ゲームよりルークに甘い。一にルーク、二にルーク、三、四もルークで五が譜業。そう云う人間。
 回りくどい云い方ばかりしてたら大事なルークを失ったので、ED後は口を縫いつけたくなるレベ
ルで凄い事云うようになった。
貴族に戻っても使用人根性が抜けてない。
 功績を認められ、爵位が昇格した。ED後はガルディオス侯爵。ジェイドに代わって、皇帝の右腕
兼懐刀。
 顔良し、仕事も出来て皇帝の覚えもめでたいとの事で、見合い話が雨霰と降って来ているが、全
部断っている。残りの人生を全てルークの為に使うので、他人を構いたくない。そもそも、爵位
があるだけで領地がないから子孫残してもなぁ……と云う気持ち。シグムント流はピオニーの子供
へ継承させる事が決まっているので、御世継ぎが誕生するまで割と気楽。
 駄目人間になったジェイドが放っておけなくて、あれこれと世話を焼いている。ルークへべったり
されても、ジェイド相手だと怒る気になれない。「いっそうちに住めばいいのに」と思っている。
 月に一度はファブレ一族と一戦やらかす。争いの原因は無論ルーク。「ルークはうちの子です!」
「いや私の子だあああ!」とファブレ公爵とガチ勝負。途中でルークが乱入するため決着がつかず、
毎度ドロー。最近は公爵との勝負が楽しくなってきたが、敢えて云わない。

 ジェイド・カーティス→ジェイド・バルフォア
 ゲームより人間味がある。鬼畜だが好いた人間には甘い。割とテンプレートツンデレ。
 カッコつけてたら大事な初恋相手亡くしてしまい、帰還したアッシュとの対面で「ルークはもう帰っ
てこない」と思い込んだ。故に、超情緒不安定消失願望の塊と化す。ようは駄目人間。
 ED後、軍人を辞めて研究者へと出戻り。カーティス家から勘当を云い渡され、便宜上バルフォア
を名乗るようになる。
 研究対象は第七音素。少しでもルークへ近づきたいと考えての事。壁にぶち当たっては絶望して
自殺(未遂)を繰り返していたので、目が離せない。ルーク帰還後、自殺癖は治ったが一度駄目に
なった人格は元に戻らず、どこへ出しても恥ずかしい親馬鹿(ルーク馬鹿)へと変貌した。
 ガルディオス邸宅へ住みなよ、とガイルクに誘われているが、「一緒に住むのは恥ずかしい」とか
意味分からない事云って断っている。一年のほとんどを研究所で過ごし、たまにサフィールの家へ
寄生してる。そろそろサフィールからウザがられているが、気付いてない。駄目人間。
 ルークへの想いは恋愛感情ではなく、親子愛に近い。ディープだけれど。

 サフィール・ワイヨン・ネイス(ディスト)
 基本ゲーム通り。洟垂れディスト。癇癪持ちで子供っぽく、泣き虫で弱虫。だが、蝙蝠出来るくら
いには強か。
 神聖視していたジェイドが零落し、恩師を見送った事で一皮どころか十皮くらい剥けた。世界最
強の漢前と化す。
ED後、罪を償うため宮廷医師となり、その地位と財力を使ってレプリカ保護に
人生を捧げる。レプリカの第一人者として世界的有名人に。
 ルーク帰還前までは、破天荒皇帝と自殺願望の塊に振り回され、慌ただしい毎日を送っていた。
が、帰還後は割と穏やかな日々を過ごせるようになった。手がかからなくなったが、ルークにべっ
たりなジェイドを見て、よくため息をついている。強くなった分、苦労も多くなった模様。
 ガイ、ジェイド程ではないが、彼も親馬鹿(ルーク馬鹿)。「放ったらかしにして御免なさい」と云う
気持ちから、ルークに対してとても甘い。その分、他の人に厳しい。
 ジェイドへの幻想が終了したので、割と態度がキツイが見捨てるつもりはない。だが、家に寄生
されるのはそろそろうざくなって来てる。「さっさとガルディオス家へ行け」と思ってる。
 宮廷医師と云うより、皇帝のお目付け役。何かと仕事から逃げたがる皇帝をぶん殴り、執務
机へ向かわせるのが仕事。
怒らせると何されるか分からないので、皆逆らえない。

 ピオニー・ウパラ・マルクト
 基本ゲーム通り。決断力のある賢帝。情に厚いが、状況に応じて非情な判断も出来る。ブウサギ
とコスプレを愛している。
人生の楽しみ方を知ってる。
 自分の判断を間違っていたとは思わないが、子供を見殺しにした罪悪感が重すぎて呼吸が上手
く出来なかった。ルーク帰還後、罪悪感が軽くなり、前以上に破天荒になった。皇帝自重。
 ルーク帰還の二年前に嫁を貰ったが、子供がまだいない。臣下からの「早く御世継ぎを!」は適
当にかわせるが、ルークからの「早く赤ちゃん見たい!」攻撃にはタジタジ。破天荒皇帝も世
界の寵愛を受けている子供には勝てない。
 故アスラン・フリングスへの想いが中々断ち切れない。そこだけは粘着質で未練がましい。
 ルークへの愛情は、姪ッ子を可愛がるおじさん的。変な甘やかし方をするので、「教育に良くない」
と保護者陣に怒られている。が、懲りない。


 ティア・グランツ
 ゲームより柔らかい。つん要素があまりない。クーデレ。ルークとは姉弟愛。
 世界を救った一人であり、ユリアの子孫であるため、新生ローレライ教団の象徴に祭り上げられ
かけたが、全力で拒否。新たな象徴として、ローレライの寵児ルークを推した。
 そのお陰で、ED後のローレライ教団はルーク教団と云っても差し支えない。「ルークの素晴らし
さを後世に伝える」が目的。

 ルーク帰還後、銅像を作ろうとしたが、泣いて止められたのが残念でならないと思ってる。
 教団が軌道に乗ってからは、アニスと同時に脱退。ユリアシティへ引き篭もるが、周りから切望さ
れ市長に就任。日々の楽しみはルークからの手紙と、ローレライとの秘密のお茶会。

 ナタリア・ルツ・キムラスカ・ランバルディア
 ゲームより冷静。変な所でツンデレる。ルークとは姉弟愛。アッシュとは武士道恋愛。(?!)
 功績により王女の地位は約束されたが、王位継承権は自ら放棄。五年以内にルーク、またはアッ
シュが戻らなかった場合、マルクトへの輿入れが決まっていた。ぎりでアッシュが戻って来た時には、
心底安心したと同時に、「何でルークと一緒に帰って来ないのです?」と怖い笑顔で云った。
 一旅終えて成長し、恋に恋する乙女時代は終わりを告げた。アッシュとの間にあるのは、武士道
的恋愛感情。
「お家(国)の繁栄のための結婚!」と云う意識。玉座に付いたのはアッシュだが、実
権を握ってるのは彼女。しかもそれが周囲にバレてない、最強の裏女王。
 夫の手綱をしかりと握り、国に尽くす事を喜びとしている。最近の楽しみは隣国皇帝達との御茶会。

 アニス・タトリン
 ゲームより腹黒い。「この世の富は全部私の物」とか云い出しそう。黒い。
 功績により罪の大半を免除された。周りの目は厳しかったが、それは仕方が無い事と受け入れる。
 崩れかけたローレライ教団をティアと共に再建。軌道に乗ってからは周囲の目も変わり、新生教団
の指導者にと望まれたが、それを辞退。ティアと同時に脱退し、マルクトの片田舎へ両親・フローリア
ンと共に引っ込む。
 自然の多い所で、フローリアンをのびのびと育てる、が目的。フローリアンへイオンの面影を求め
られる事にも嫌気が差していた。両親は説教済み。両親も納得し、身の丈に合わない人助け(援助)
はしなくなった。
 借金に追われず、強迫観念もなくなり、穏やかな日々を過ごす。最近の困り事は、わざわざ田舎
まで避暑を名目にやってくる侯爵一家+α。
「あんたら仕事は」「有給でーす」が御約束のやり取
り。


 アッシュ・フォン・ファブレ
 基本ゲーム通り。視野狭窄、被害妄想、傲岸不遜。だが、根は善人のお人よし。憎めない。
 EDにて、”ルークの体と記憶を持ち”帰還。帰還直後、ティアに胸倉掴み上げられ、ガイに剣を突
き付けられ、ナタリアには怖い笑顔を向けられ、「なんでお前だけ帰ってくんだ」と云われたのが
トラウマ。
別に「お前いらん」と云われた訳ではなかったのだが、微妙にショックだった。
 帰ってすぐナタリアと結婚。王位に就けられる。もうアッシュ置いてけぼり。「え? え?」とか云っ
てる間に、何もかも決まっていた。文句を云おうにも、「散々自由に暴れ回っといて、まだやり足り
ないのか?」と笑顔で云われ飲み込むしかなかった。不憫。
 ナタリアの事をきちんと好きなのだが、いつの間にやら、彼女は少女じみた恋愛観を棄て、さばさ
ばした大人の恋に転換してしまっていた事がショック。もっとこう、甘い空気を味わいたかった。
 色々しょんぼりな事も多いが、ルークが帰還してからは幸福に恵まれる。ルークの存在は弟とか
通り越して幸運の女神。軽く崇拝が入った。

 ファブレ夫妻
 基本ゲーム通り。冷たいように見せかけて親馬鹿。息子に大層甘い。
 墓を作ったのは、希望半分と諦め半分。もう帰って来ないかも知れない、もう本当に居なくなって
しまったのかも知れないと云う諦め。墓を作ったら怒って帰って来てくれるんじゃないかと云う希望。
 墓前で成人の儀をしつつも、「これはアッシュの成人の儀。ルークは、まだ十歳だ……」とかぼん
やりしてた公爵と、参加せず家で「まだ帰って来ないのかしら……」と考えてた夫人。
 七年越しでようやく息子二人揃ったと思ったのに、マルクトへとられてしまい大層不満。ガイと月
に一度は「うちの子返せや」とガチ勝負。ルークに乱入され、「父上! そろそろガイとオレの仲
を認めて下さい!」と云われる度に、「お前は嫁にやらん! やらんぞおおおお!と泣いてい
る。夫人も出来れば家に帰って来て欲しいが、「あの子が選んだ場所なら」と認める方向。だが、
本音は帰って来て欲しいので、旦那は止めない。むしろ発破をかける。
 孫が出来れば落ち着くんじゃないだろうか。